「何か聞いておくことはありますか?」と言われても、何を聞けばいいかわからない
まつ毛エクステのカウンセリングで「何かご質問はありますか?」と聞かれたとき、「特に……」と曖昧に答えてしまった経験はありませんか。デザインの相談はしやすくても、医療や安全に関わることは何を聞いてよいのかわからず、遠慮してしまう方が多いようです。
FRAISEには「施術後に少し気になることがあったけれど、最初から聞いておけばよかった」というお声が毎月のように届きます。それはお客様の遠慮のせいではありません。そもそも「聞くべき医療面の質問リスト」が世の中に十分には出回っていないからだと、私たちは感じています。
この記事では、施術前のカウンセリングで確認しておくと安心できる医療面の質問を10項目に整理してご紹介します。医療法人鳳應会グループとの提携のもと医師監修体制を持つFRAISEだからこそお伝えできる、現場に根ざした内容です。「なるほど、これは聞いておけばよかった」と思ってもらえる記事を目指しました。
なぜ「医療面の質問」がカウンセリングで重要なのか
まつ毛エクステは、接着剤(グルー)を使って人工毛を自まつ毛に装着する施術です。目元というのは体の中でも皮膚が最も薄い部位のひとつであり、粘膜に非常に近い領域でもあります。そのため、同じ施術であっても、個人の体質・既往歴・使用中の薬によって、反応の出方には大きな差があります。
日本では、まつ毛エクステの施術者は「美容師免許」の保有が義務付けられており(2008年の厚生労働省通知以降)、医療行為を行う資格はありません。一方で、グルーの成分や施術環境が目元の健康に影響を与える可能性があることも、同省の調査や消費者庁の注意喚起で繰り返し指摘されています。
だからこそ、施術を受ける前にお客様自身が自分の健康状態をサロン側に共有することが、安全な施術の第一歩になります。FRAISEでは、医師監修のカウンセリングシートを用いて必要な情報を丁寧にヒアリングしていますが、お客様側からも積極的に伝えていただけると、よりきめ細かな対応が可能になります。
カウンセリングは「双方向のやりとり」である
サロンのカウンセリングは、スタッフが一方的に話を進める場ではありません。お客様が自分の状態や不安を言葉にすることで、はじめて安全なプランが組み立てられます。質問することは「面倒なお客様になること」では決してなく、より良い施術の出発点です。遠慮なく疑問を口にしていただくことを、FRAISEはいつも歓迎しています。
施術前に確認したい医療面の質問リスト(前半:体質・既往歴に関わる5項目)
ここからは具体的な質問リストをご紹介します。前半の5項目は、お客様自身の体質・既往歴・アレルギー歴に関するものです。施術前にサロンスタッフへ伝えるべき情報、あるいは自分から確認すべき点を整理しました。
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「私はアトピー性皮膚炎の既往がありますが、施術は受けられますか?」
アトピー性皮膚炎がある方は、皮膚のバリア機能が低下しやすく、グルーの成分に対して反応が出やすい傾向があります。既往がある場合は必ず事前に申告し、パッチテストの実施やグルーの種類の選択について確認しましょう。症状が落ち着いている寛解期であっても、目元周辺の皮膚状態は施術前に改めてアイリストに見せることをお勧めします。
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「花粉症や鼻炎がありますが、季節によって施術を避けた方がいい時期はありますか?」
花粉症の症状がピークの時期は、目元をこすりやすくなるだけでなく、目やにや涙が増え、グルーの密着力が低下することがあります。また、抗ヒスタミン薬の内服によって目の乾燥が起きやすくなる方もいます。施術のタイミングや、花粉シーズン中の注意点をスタッフに確認しておくと安心です。
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「コンタクトレンズを常用していますが、施術当日はどうすればよいですか?」
施術中はうつぶせではなく仰向けで目を閉じた状態が続くため、コンタクトレンズは原則として外していただきます。施術後もグルーが完全に硬化するまでの間(一般的に数時間)は着用を控えることが推奨されます。ハードレンズとソフトレンズでは目への影響も異なるため、使用しているレンズの種類もあわせて伝えると、アイリストがより適切な配慮をしやすくなります。
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「過去にまつ毛エクステで目が赤くなったことがあります。そのまま受けられますか?」
過去に施術後の赤みや痒みを経験している方は、アレルギー反応またはグルーの成分への刺激反応が起きていた可能性があります。この情報はカウンセリングで必ず伝えてください。反応の程度や部位によって、グルーの種類の変更・パッチテストの実施・施術の部分的な制限などの対応が検討できます。「前回のサロンでは何も言われなかった」という場合でも、改めて申告することが大切です。
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「ドライアイがありますが、施術後に悪化することはありますか?」
ドライアイがある方は、施術中・施術後に目の不快感を覚えやすい場合があります。グルーの硬化時に発生するわずかな刺激成分(ホルムアルデヒドなど)が乾燥した目には影響しやすいとされています。医師に処方された目薬を使用している方は、その旨もスタッフへお伝えください。施術後の目薬使用タイミングについてもあわせて確認しておくと安心です。
施術前に確認したい医療面の質問リスト(後半:薬・治療中の状態に関わる5項目)
後半の5項目は、現在使用中の薬や医療処置・治療中の状態に関するものです。「まつ毛エクステと薬は関係ない」と思われがちですが、実は目元の施術と薬の種類は意外なところで影響し合うことがあります。
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「まつ毛育毛剤(グラッシュビスタ等)を使用していますが、問題はありますか?」
まつ毛育毛剤の主成分であるビマトプロストは、まつ毛の毛周期を変化させることでまつ毛を長く太く育てる医薬品です。使用中は自まつ毛が成長段階にある毛が増えるため、エクステの密着が不均一になったり、グルーへの皮脂分泌量が変化したりする可能性があります。育毛剤の使用開始時期・使用頻度をあらかじめ伝えておくことで、デザインの相談もより精度が上がります。
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「ステロイド外用薬を目の周辺に使っていますが、施術に影響しますか?」
ステロイド外用薬を目周辺に使用している場合、皮膚が薄くなっている可能性があり、グルーの密着や施術後のケアに影響が出ることがあります。また、ステロイドによって免疫反応が抑制されている状態では、アレルギー症状の発現が平時とは異なる形で現れる場合もあります。使用している薬の名称・濃度・塗布範囲をできる限り具体的にお伝えください。
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「現在、美容クリニックでまぶたの治療(二重整形・脂肪取り等)を受けています。施術は可能ですか?」
まぶたへの医療処置(埋没法・切開法・脂肪取りなど)を受けた後は、施術可能な期間についてクリニック側の許可を得ることが前提になります。縫合部位が完全に安定していない状態でのエクステ施術は、引っ張りや摩擦が回復に影響するリスクがあります。施術からの経過期間と担当医師の見解をカウンセリングで共有していただけると、FRAISEのアイリストも適切な判断ができます。
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「抗がん剤治療や放射線治療の経験があります。まつ毛の状態に影響はありますか?」
抗がん剤治療の影響でまつ毛が一時的に抜け落ちたり、再生途中の細く脆い状態になっている方もいらっしゃいます。このような場合、通常の施術では自まつ毛への負担が大きくなることがあるため、毛の状態に合わせた特別な配慮が必要です。FRAISEでは、治療後の繊細な自まつ毛に向き合った経験を持つアイリストが対応します。遠慮なく現在の状態をお知らせください。
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「妊娠中・授乳中ですが、施術を受けても大丈夫ですか?」
妊娠中・授乳中のまつ毛エクステについては、日本国内に統一した医学的ガイドラインがなく、サロンによって対応が異なるのが現状です。グルーの成分が直接体内に吸収されるリスクは極めて低いとされていますが、ホルモンバランスの変化によってアレルギー反応が出やすい時期でもあるため、かかりつけ産婦人科医への事前確認を強くお勧めしています。FRAISEでは、妊娠・授乳のご状況を聞かせていただいたうえで、医師監修のもとで安全な対応方針をご説明しています。
カウンセリングで聞いておくと安心できる「サロン側への確認事項」
ここまでは主に「お客様からサロンへ伝えるべき情報」を中心にお話ししてきましたが、逆にお客様がサロン側に確認してよい事項もあります。信頼できるサロンであれば、これらの質問に丁寧に答えてくれるはずです。
グルーの成分・種類について
グルーの主成分はシアノアクリレート系接着剤です。製品によってホルムアルデヒドの発生量や硬化速度が異なり、敏感な方向けの低刺激タイプも存在します。「使用しているグルーに低刺激タイプはありますか?」「成分を教えてもらえますか?」と聞くことは、施術を受けるうえで非常に合理的な確認です。
パッチテストの対応について
初めてエクステを受ける方や、過去に反応が出た経験がある方は、パッチテストの実施が推奨されます。サロンによってパッチテストの方法・費用・待機時間は異なります。「パッチテストをお願いできますか?」と施術前に確認しておくことで、より安心して施術に臨めます。
施術中に気分が悪くなった場合の対応について
仰向けで長時間同じ姿勢でいることで、気分が悪くなる方もいます。また、グルーの揮発成分に敏感な方は途中で目元に違和感を覚えることもあります。「施術中に何かあった場合はすぐに声をかけて大丈夫ですか?」と事前に確認しておくと、万が一の際に遠慮なく伝えやすくなります。FRAISEでは完全個室・完全予約制のため、常にアイリストがそばにいる環境を整えています。
施術後に異常が出た場合の連絡先・対応フローについて
施術後に目が赤くなる・痒みが続く・腫れが出るなどの症状が見られた場合の連絡先と対応フローを、あらかじめ確認しておくことが大切です。「施術後に何か気になることがあった場合、どこに連絡すればよいですか?」という一言を添えておくだけで、いざという時の行動が速くなります。
FRAISEのカウンセリングが「医療面」に向き合う理由
まつ毛エクステのサロンが医療面の質問を丁寧に扱うことは、業界全体として見れば決して当たり前のことではありません。しかしFRAISEでは、創業2009年以来17年にわたって「親切・丁寧・納得」を変わらぬ哲学として掲げてきました。その言葉の中には、お客様の健康と安全を守るという意味が深く込められています。
医師監修体制が支えるカウンセリングの質
FRAISEが医療法人鳳應会グループとの提携を持ち、監修医師として近澤徹医師(医療法人鳳應会理事長)の医学的見地を取り入れているのは、まつ毛エクステを「美容だけの施術」と捉えていないからです。目元は視覚に直結する繊細な部位であり、施術の影響が体質・既往歴・使用中の薬によって大きく変わりうることを、FRAISEは常に意識しています。
医師監修のもとで設計されたカウンセリングシートとチェックリストは、アイリストが安全な判断を下すための土台となっています。アイリストは美容の専門家ですが、FRAISEでは医学的な視点を持つプロフェッショナルとのチームとして施術にあたっています。
「言いにくいことを言える場所」でありたい
「こんなこと聞いてもいいのかな」「変に思われないかな」という遠慮を、FRAISEは取り除きたいと思っています。既往歴や使用薬、過去のトラブル歴は、施術の安全を高めるための大切な情報です。お客様が安心して口にできる雰囲気と環境を整えることが、完全個室・完全予約制というスタイルにも込められた私たちの姿勢です。
北24条の1号店、円山の2号店のいずれでも、カウンセリングの時間をしっかり確保してお迎えしています。「今日は特に確認したいことがある」という方も、「何を聞けばいいかわからない」という方も、まず気軽にお越しください。この記事でご紹介した質問リストをメモしてお持ちいただくと、カウンセリングがより充実したものになります。
まつ毛エクステは、丁寧なカウンセリングから始まります。施術の質はデザインだけでなく、安全への配慮によっても決まるものです。FRAISEはこれからも、お客様の目元と健康に真剣に向き合い続けます。
FRAISE Note
この記事でご紹介した10の質問は、「聞いておけばよかった」という後悔を減らすためのリストです。すべてを一度に確認する必要はありません。ご自身の状況に合わせて、気になる項目だけでも施術前にアイリストへ伝えていただくだけで、施術の安心感はぐっと高まります。医療法人鳳應会グループのサポートのもと、FRAISEでは医師監修体制のカウンセリングを整えておりますので、どうぞ遠慮なくご相談ください。初めての方も、久しぶりにお越しになる方も、まずお気軽にご予約いただけますと幸いです。