「うまく伝えられなかった」という後悔をなくしたい

まつ毛エクステを施術してもらったあと、「イメージとちょっと違うな」と感じたことはないでしょうか。デザインそのものは丁寧に仕上げてもらったのに、なんとなく自分の顔に合っていない気がする。もっと長くしてもらえばよかった、あるいは逆にもう少し控えめにすればよかった——そのような経験をお持ちの方は、決して少なくありません。

こうしたすれ違いが生まれる主な原因のひとつが、カウンセリング時の情報共有が十分でなかったことです。アイリストはプロフェッショナルですが、初対面でお客様の生活習慣・ご要望・肌や目元の状態をすべて把握することはできません。カウンセリングは双方向のコミュニケーションであり、お客様からの情報があって初めて、最適な提案が可能になります。

今回の FRAISE Note では、「カウンセリングで何を・どう伝えればよいか」をテーマに、理想の仕上がりに近づくための情報共有のポイントをご説明します。初めてご来店の方にも、リピーターの方にも、ぜひ参考にしていただけますと幸いです。

カウンセリングが施術品質を左右する理由

まつ毛エクステのデザインは、ただ「長さ」と「カール」を決めるだけではありません。自まつ毛の状態・目の形・まぶたの厚み・骨格・日常的なメイクスタイル・生活環境など、じつに多くの要素が絡み合って、最終的な仕上がりに影響します。これらを総合的に判断するための時間が、カウンセリングです。

アイリストが施術前に把握したい情報の全体像

施術を担当するアイリストが事前に把握したい情報は、大きく三つに分けられます。ひとつ目はお客様自身の目元の状態(自まつ毛の長さ・太さ・向き・生え方のクセ、過去の施術履歴など)、ふたつ目はライフスタイルや使用頻度(運動習慣・水仕事・涙もろさ・スキンケアの方法など)、そして三つ目がお客様のイメージや希望(参考写真・普段のメイク・仕上がりの雰囲気)です。

これらをカウンセリングで丁寧に確認することで、アイリストは「このお客様にとって最適なデザイン」を医学的・技術的な観点から提案できるようになります。FRAISE では、医療法人鳳應会グループとの連携のもと構築した独自のカウンセリングシートを活用し、施術前の情報収集を体系的に行っています。

「言わなくてもわかるだろう」は禁物

お客様の側から見ると、「こんな細かいことを話してよいのかな」と遠慮されるケースもあります。しかし、小さな情報ほど仕上がりに大きく影響することがあります。たとえば「最近目元が乾燥しやすい」「ホットヨガに週3回通っている」といった日常の情報が、グルーの選択やモチのアドバイスに直結することも少なくありません。どうぞ遠慮なくお伝えください。

伝えると仕上がりが変わる「目元の状態」に関する情報

カウンセリングで最も重要な情報のひとつが、現在の目元の状態です。自まつ毛は個人差が非常に大きく、同じデザインを選んでも、自まつ毛の性質によって見え方はまったく異なります。ここでは、特に共有してほしい目元に関する情報をまとめます。

  • 自まつ毛の長さ・本数・生え方のクセ:自まつ毛が短い場合や、上向きではなく横向きや下向きに生えている場合は、エクステの向きや長さの調整が必要になります。ご自身では気づきにくいクセも、アイリストが確認することで適切な対処が可能です。
  • 過去のまつ毛エクステ施術歴:以前に施術を受けたことがある方は、前回の施術から何週間経過しているか、自まつ毛の残留状態はどうかを共有してください。リムーブが必要かどうかの判断にも関わります。
  • まつ毛パーマ・まつ毛カールの履歴:まつ毛パーマをかけたことがある方は、薬剤の影響で自まつ毛が細くなっていたり、弱くなっていたりすることがあります。エクステの太さや重さを慎重に選ぶ判断材料になります。
  • 目元の皮膚の状態:敏感肌・乾燥肌・脂性肌かどうか、まぶたに炎症や腫れがないかも大切な情報です。施術当日に目元の状態が普段と異なる場合(ものもらい・結膜炎・アレルギー症状など)は、必ずお申し出ください。施術を安全に行うためのご判断に関わります。
  • コンタクトレンズの使用有無:ハードレンズとソフトレンズでは目元への影響が異なります。また、施術中はレンズを外していただくことが多いため、ケースの持参をお勧めしています。

これらの情報はプライバシーに関わるものも含まれますが、FRAISEでは完全個室・完全予約制の環境で、周囲を気にせずお話しいただけます。ご安心の上、率直にお伝えください。

「なんとなくこんな感じ」を正確に伝えるためのコツ

カウンセリングでよく課題になるのが、仕上がりのイメージを言葉にする難しさです。「自然に見せたい」「盛りたい」「大人っぽく」——これらの表現は、人によって解釈がまったく異なります。アイリストが「自然」と捉える基準と、お客様が思い描く「自然」が一致するとは限りません。

参考画像を活用する

最も効果的な方法は、具体的な参考画像を持参することです。SNSや雑誌で「こんな目元が好き」と感じた写真があれば、スクリーンショットを保存しておいてください。1枚よりも複数枚あるほうが、アイリストはお客様の好みのベクトルを把握しやすくなります。「これは好き」だけでなく「これは嫌い(避けたい)」という画像も同様に有効です。

普段のメイクと使用頻度を伝える

エクステの仕上がりは、普段のメイクとのバランスで大きく変わります。アイシャドウをしっかり入れる方と、ほぼスッピンで過ごす方では、エクステのボリューム感の最適値が異なります。また、アイライナーを毎日引く方には、ライナーとのなじみを考慮したデザイン提案もできます。普段どのようなメイクをしているかを具体的に伝えることで、すっぴん時・メイク時どちらでも自然に見えるバランスを設計できます。

生活シーンを共有する

「オフィス勤務が多いので、派手すぎない印象にしたい」「週末はアクティブに過ごすのでモチを重視したい」「特別なイベントに合わせて少し華やかにしたい」——このような生活シーンの情報は、デザインとケア方法の両面に直結します。職種・職場環境・外出頻度なども、守秘義務のもとで安心してお伝えいただける情報です。

医師監修体制だからこそ共有してほしい「健康・体質」に関する情報

FRAISEは医療法人鳳應会グループとの提携により、監修医師・近澤徹医師(医療法人鳳應会理事長)のもとで安全基準を定めています。この体制があるからこそ、一般的なサロンでは見落とされがちな健康・体質面の情報もカウンセリングで共有していただくことを大切にしています。

アレルギー・過敏症の既往歴

グルー(接着剤)に含まれる成分として代表的なのがシアノアクリレートです。この成分やその揮発成分(ホルムアルデヒドなど)に対して過去に反応が出たことがある方、あるいは化粧品・金属・花粉などに対して広くアレルギー体質がある方は、必ず事前に申告してください。グルーの種類を変更したり、パッチテストを推奨したりするなどの対応が可能です。

ホルモン変動・体調の変化

妊娠中・授乳中・生理前後・更年期など、ホルモンバランスが変動する時期は、自まつ毛の強度や皮膚の敏感度が変化しやすいことが医学的に知られています。このような状態にある場合は、施術内容を慎重に調整することがお客様の安全と仕上がりの両方に貢献します。

服薬・治療中の疾患

アレルギー薬・抗不安薬・ステロイド系の薬を継続的に服用している場合、まぶたの状態や皮膚のターンオーバーに影響が出ていることがあります。また、眼科的な治療(ドライアイ・緑内障・白内障など)を受けている方は、担当眼科医への確認を推奨する場合もあります。医療と美容が連携できる環境を整えているFRAISEだからこそ、このような情報にも真摯に向き合います。

目元の手術歴

二重整形(埋没法・切開法)、目頭切開、眼瞼下垂の手術などを受けたことがある方は、術後の経過期間や現在の状態を共有してください。手術後の組織状態によっては、エクステのデザインや施術方法に配慮が必要な場合があります。恥ずかしいことでは一切ありませんので、安心してお伝えください。

FRAISEのカウンセリング哲学——「伝えやすい場」をつくることが私たちの責任

ここまで、カウンセリングで共有してほしい情報をご紹介してきました。ただ、「こんなにたくさん伝えなければいけないの?」と構えてしまった方もいらっしゃるかもしれません。ご安心ください。カウンセリングはテストではありません。正解を出す場ではなく、お客様とアイリストが一緒によりよい仕上がりを考えるための対話の場です。

「伝えやすさ」を設計することがプロの仕事

FRAISEでは、アイリストがカウンセリングシートとヒアリングの両方を活用しながら、お客様が自然に情報を共有できる流れをつくることを意識しています。「何か気になることはありますか?」という漠然とした問いではなく、「最近目元が乾燥しやすいとか、かゆみが出やすいとかはありますか?」のように、具体的な問いかけで引き出すことがアイリストの役割です。お客様が「聞かれたから答えた」という感覚で、自然に大切な情報をお伝えいただける環境を整えています。

変化は次回のカウンセリングで共有してください

初回だけでなく、リピートご来店の際のカウンセリングも同様に大切です。前回の施術後にモチはどうだったか、気になった点はなかったか、生活スタイルや体調の変化はあったかを毎回確認します。「前回と同じでお願いします」と一言告げるだけで済ませてしまうと、実は体調や自まつ毛の状態が変化しているのに、それを反映できないままになってしまうことがあります。

施術後の声もカウンセリングの一部です

施術が終わった直後の感想、自宅に帰ってから気づいたこと、数日後の状態——これらもすべて、次回の施術をより良くするための貴重な情報です。FRAISEでは、施術後に気になることが出てきた場合も遠慮なくご連絡いただくことを推奨しています。「こんなことを言ってもよいのかな」という遠慮は不要です。お客様の声がFRAISEのカウンセリングをアップデートし続けています。

まつ毛エクステは、一度つけて終わりではなく、メンテナンスを重ねることで長く楽しめるものです。その積み重ねの中で、お客様とアイリストの間に信頼関係が育まれていきます。「親切・丁寧・納得」という17年来の哲学は、まさにこのカウンセリングのあり方に深く根ざしています。

FRAISE Note

カウンセリングで「うまく伝えられなかった」という経験が一度でもある方に、ぜひ知っていただきたいことがあります。FRAISEのアイリストは、お客様が話しやすいペースに合わせながら、必要な情報を丁寧に引き出すことを大切にしています。参考画像を持ってくるだけでも、言葉では伝えにくいイメージを共有する大きな助けになります。ご来店の前に「こんな仕上がりが好き」という写真を一枚保存しておくだけで、カウンセリングがぐっとスムーズになりますよ。

FRAISEは、医療法人鳳應会グループのサポートのもと、美容と医療が連携した安全なカウンセリング体制を整えています。目元のお悩みや体質・体調面でのご不安があるときも、どうか遠慮なくお話しください。完全個室・完全予約制の落ち着いた空間で、あなたの目元と向き合う時間をご用意しています。北24条の1号店・円山の2号店、どちらでもお気軽にご予約・ご相談いただけます。