「似合う」を決めるのはデザインではなく目元の構造
SNSや雑誌で「いま流行のデザイン」を見て来店される方は多くいらっしゃいます。けれども、同じデザインがすべての人に似合うわけではありません。同じ長さ・同じカールでも、目元の構造が違えば仕上がりはまったく別のものになるからです。
大切なのは「流行」よりも「自分の目元」を起点に設計すること。まぶたの厚み、目の開き具合、左右差、生え際の角度──これらを丁寧に観察し、その方の骨格に最も馴染むデザインを導き出していくのが、FRAISEのアプローチです。
カウンセリングでまずお伺いするのは「どうなりたいか」ではなく、「普段、自分の目元をどう感じているか」。コンプレックスも、好きなポイントも、その方だけの情報がデザインの出発点になります。
まず知っておきたい4つの目元タイプ
目元は大きく分けて4つのタイプに整理できます。ご自身がどれに近いかを知ることで、デザインの方向性が見えやすくなります。
① 二重・はっきり目タイプ
上まぶたの面積が広く、まつ毛の生え際が見えやすいタイプ。エクステの長さやカールの効果が出やすく、選択肢が最も多いタイプです。ただし、もともと印象が強いため、過剰なデザインは「やりすぎ」に見えやすい傾向もあります。
② 一重・厚みのあるまぶたタイプ
まぶたに厚みがあり、エクステを装着しても根元が隠れやすいタイプ。カールを強めにすることで、まつ毛をしっかり立ち上げて見せる工夫が効果的です。長さだけを足すと「下を向いて重く見える」結果になることがあるため、注意が必要です。
③ 奥二重・幅の狭い二重タイプ
瞼の動きでエクステがまぶたに隠れたり、当たって折れたりしやすいタイプ。カール選びが最重要で、強すぎるとまぶたに当たる、弱すぎると効果が出ない、という難しさがあります。経験豊富なアイリストのカウンセリングが特に活きるタイプです。
④ 目尻下がり・たれ目タイプ
優しい印象を持つ反面、眠そう・元気がなさそうに見える悩みが出やすいタイプ。中央〜目尻にかけて長さやカールに変化をつけることで、目元のリフトアップ効果を狙えます。
デザインを構成する4要素──長さ・カール・太さ・本数
エクステのデザインは、主に4つの要素の組み合わせで決まります。それぞれの役割を理解しておくと、サロンでの相談がスムーズになります。
長さ(mm)
9mm〜14mm程度が一般的。自まつ毛の1.5倍以内に収めるのが、自然さと持ちの両立に最適とされています。長すぎると重みで自まつ毛が傷み、持ちも悪くなります。
カール
J・C・CC・Dなど、カールの強さによって印象が大きく変わります。Jカールは控えめでナチュラル、Dカールは強くマスカラを塗ったような立ち上げ感を生みます。目元タイプによって最適なカールは異なるため、自己判断より相談がおすすめです。
太さ(mm)
0.10mm〜0.18mm程度がよく使われます。太いほど存在感が出ますが、自まつ毛への負担も増えます。自まつ毛の太さに合わせて選ぶのが基本。FRAISEでは細めの毛を複数本束ねる「ボリュームラッシュ」も選択肢としてご用意しています。
本数
片目あたり60本〜140本程度が一般的なレンジ。本数が多ければ綺麗になるわけではなく、自まつ毛の本数とのバランスが重要です。多すぎると不自然さや負担につながります。
目元タイプ別おすすめデザイン
あくまで一例ですが、典型的なタイプ別の組み合わせをご紹介します。実際のデザインはカウンセリングで一人ひとり最適化されます。
二重・はっきり目タイプ
- 長さ:10〜12mmを中心に、目尻のみ13mmで自然な広がりを演出
- カール:Cカール(標準)またはCCカール(やや強め)
- 太さ:0.12〜0.15mm
- 本数:80〜100本(片目)
一重・厚みのあるまぶたタイプ
- 長さ:10〜13mm。中央を長めにして縦幅を強調
- カール:Dカール(強め)でしっかり立ち上げ
- 太さ:0.10〜0.12mm(軽さ重視)
- 本数:90〜120本(やや多めで効果を出す)
奥二重・幅の狭い二重タイプ
- 長さ:9〜12mm。控えめが似合いやすい
- カール:CCカール(強すぎず弱すぎず)
- 太さ:0.10〜0.12mm
- 本数:70〜90本
目尻下がり・たれ目タイプ
- 長さ:中央12mm/目尻13〜14mmで横長&リフトアップ感
- カール:中央CC/目尻Cで角度に変化を
- 太さ:0.12〜0.15mm
- 本数:80〜110本
なりたい印象別デザインの設計
目元タイプとは別に、「どんな印象に見られたいか」もデザインの大切な軸です。FRAISEのカウンセリングでは、以下のような印象別の方向性も丁寧にお伺いします。
清楚・ナチュラル系
JカールまたはCカール、長さは自まつ毛+1〜2mm程度。「エクステしてる感」を出さずに、健康的なまつ毛を引き立てる設計です。会議や接客の多いお仕事の方にも好まれます。
華やか・フェミニン系
CCカール中心で長さに変化を持たせ、中央を立たせるデザイン。目力と可憐さを両立させたい方に。
クール・モード系
長めのストレート寄りや、目尻に向けて長さを足す「キャットアイデザイン」。Dカールよりも控えめなカールで、シャープな印象に。
キュート・うるうる系
Dカールで中央を立ち上げ、瞳が大きく見えるよう設計。本数は多めでボリューム感を持たせます。
FRAISEのカウンセリングが大切にしていること
FRAISEのアイリストが施術前のカウンセリングに時間をかけるのは、「サロンでの仕上がり」ではなく「お客様の日常での仕上がり」を最優先に考えているからです。施術直後にどれだけ華やかでも、普段のメイクや表情と馴染まなければ意味がありません。
そのために、私たちが必ずお聞きしているポイントがあります。
- 普段のメイクの濃さ・系統
- 仕事や生活シーンで求められる印象
- 自分の目元で好きなところ・気になるところ
- 過去のエクステで「ここを変えたい」と感じた点
- 結婚式・旅行など、近い予定の有無
これらをもとに、初めての方には「まず標準より少し控えめ」をご提案することが多くあります。理想を一気に追うのではなく、お客様自身が鏡の中で自然に好きになれる速度でデザインを進化させていく──それがFRAISEの考える「似合うデザイン」です。
FRAISE Note
「写真を見せたいけど、自分に似合うか不安」──そんな方こそ、ぜひカウンセリングをご活用ください。お持ちいただいた写真をもとに、お客様の目元と照らし合わせながら、似合う方向にアレンジしてご提案いたします。医療法人鳳應会グループのサポートのもと、安全性と美しさの両立を大切にしたデザインをお届けします。